便器薬剤供給装置の修理 |
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| よく見かける灰皿状のCalmicという便器に薬剤を供給する機器が 会社内の全ての小便器、大便器に付いているが この前、大小兼用の大便器(写真2枚目)のバルブに連結されている機器から水漏れ?液漏れ?があり 蓋を開けて修理した事があり、蓋を開けて内部を見てみると 内部には水に溶かして便器に供給する為の薬液の原液が入ったタンクとフロート(浮玉)弁が入っており フロートの動きが悪かった為に薬剤を溶かす水が機器内が満水になってもフロートが上昇しなかった為 フロート弁が閉鎖されずに水が機器内に入り続けてオーバーフローしていたので水漏れしていた。 フロートが動きやすいようにフロートのシャフト部にグリス油の油脂を塗り可動部を潤滑させ修理したが この時、原液の入ったボトル状の薬剤タンクを素手で触わらなければならず、この原液って凄くヌルヌルしていて、 修理中には機器内で溶けた薬剤の溶液を絶えず触らなければならなかったので 手に付いたヌルヌルが洗ってもなかなか取れなかった。
また修理後、暫らくこの便器からはこの機器から出て来る薬剤に混じって可動部に給脂したグリスの油分も出てきていた。
by 喜撰蝉丸 | |
6月30日(土)00:37 | トラックバック(0) | 取材 | 管理
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1: 便器薬剤供給装置の修理
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| 故障修理したのは写真の便器の給水管に取り付けられている1枚目写真の機器で 水を流す度に機器からオーバーフローした溶液で便器の周りが水浸しになる事があった。 修理後暫らくは写真では分かり辛いが機器からの薬剤に混ざってグリス油が便器から出てきている。
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by 喜撰蝉丸 | 6月30日(土)00:46
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2: 便器薬剤供給装置の修理
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| 機器内部 フラッシュバルブを操作して便器に水を流すと同時に一部の水が機器内に流入し、写真中央のフロートが上昇し始め、フロートが最上昇部まで到達した時点が、機器の満水時であり、この時にフロート弁が閉鎖される。 機器内満水まで流入した水は、写真右の薬剤容器と接触して薬剤を溶解する。 便器へ流れる水流の強さが弱まると、フロートが降下してフロート弁が開き、水に溶解した薬剤が便器に出て行く。
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by 喜撰蝉丸 | 7月16日(月)13:34
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3: 便器薬剤供給装置(サニタイザー)
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| サニタイザーの作動原理は、水洗フラッシュバルブを操作して便器に水を流すと、水は水圧により給排水管(便器の給水管からサニタイザーに連結した管)を通り、フロート弁を経由してサニタイザー内に流入する。
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by 喜撰蝉丸 | 12月2日(日)01:27
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4: 便器薬剤供給装置(サニタイザー)
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| サニタイザー内の水量が増えるにつれてフロートが上昇していき、やがてフラッシュバルブの流水がピークに達する頃、サニタイザー内が満水になると同時にフロートが最上昇点に達し、フロート弁が閉鎖される。このためにサニタイザーへ流入する水の量は、常に一定となる。サニタイザーに流入した水は、薬剤本体と接触して薬剤を溶解する。
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by 喜撰蝉丸 | 12月2日(日)01:30
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5: 便器薬剤供給装置(サニタイザー)
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| 便器へ流れる水流の強さが弱まると、フロートが降下してフロート弁が開き、サニタイザー内の薬剤を溶解した水は給排水口を経由して便器に流れ込む。一回のフラッシュバルブの操作により便器に流れる水の量はほぼ一定であり、水流の強さの時間的変化も一定した状態が繰り返されるので、サニタイザーに水が流れ込み、薬剤を溶解して便器へ流れる過程も一定した状態が繰り返され、常にほぼ一定量の薬剤が溶解して便器に供給される。便器への流水が終了する間際に薬剤を溶解した水が便器に供給されるので、薬剤を溶解した水はほとんど希釈されることなく、常に安定した薬剤量及び薬剤濃度の溶液が便器内に留まり、尿石の付着防止、消毒、脱臭、大腸菌、黄色ブドウ球菌等の菌に対し効果的に作用させることができる。
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by 喜撰蝉丸 | 12月2日(日)01:32
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